北海道は札幌発祥のスープカレー。2000年に爆発的なブームが巻き起こると、全国的に人気を誇るまでになりました。
この記事では秋葉原のおすすめスープカレーを4つピックアップ。マツコが絶賛したお店から札幌発の本場仕込みのお店までさまざまご紹介します。ほぼ毎日秋葉原に足を運ぶ筆者が実際に足を運んで得た情報です。ぜひ参考にしてください。
「スープカレー」とは?
スープカレーの発祥は北海道・札幌と言われています。もともとは1970年代にインド、ネパール料理をベースに開発された「薬膳カレー」がはじまりとのこと。
1990年代になると現在のスープカレーの姿に改良され、スパイスを効かせたスープにたっぷりの野菜を投入したスープカレーが完成します。その後の2000年に爆発的なスープカレーブームが巻き起こり、全国区の人気を誇るまでになりました。
スープカレーの食べ方はじつにさまざま。スープにライスを浸して食べるもよし、ライスにスープをかけて食べるもよし、スープとライスを代わる代わる食べるもよし。食べ方にルールはないので、好みの食べ方でOKです。
1. マツコも絶賛した秋葉原の人気スープカレー店「カムイ本店」
まず紹介するのは、カレー激戦区の秋葉原において食べログ3.65の人気を誇る「スープカレーカムイ」。マツコの知らない世界で紹介され、司会のマツコさんもそのクオリティに絶賛したスープカレー店です。
そんな「スープカレーカムイ」があるのは、JR秋葉原駅から徒歩7分の場所。決して駅近ではありませんが、行列を作ることも珍しくないほど人気。とくに日曜日のごはん時は行列必至なので、オープン直後などに行くのがおすすめです。
週末には店内のスペースでインストアライブを開催することもあるので、静かに食事をしたい場合は店主のTwitterなどを確認してから訪れるのがベター。
「スープカレーカムイ」の一番人気はチキン野菜カレー。ライス付きで1089円なだけでなく、無料で大盛りにもできるのでかなりリーズナブル。このリーズナブルさも「スープカレーカムイ」の人気の秘訣です。
「スープカレーカムイ」のスープカレーの特徴は、よくあるスープカレーよりもトマト味が強く、さながらミネストローネのよう。このスープが本当に絶品です。
個人的にはカマンベールポークカレーも好みの味。チーズによって辛さが緩和されてまろやかな味わいに変化します。値段もそこまで変わらないので、好みに応じてセレクトしてみてくださいね。
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住所 | 千代田区神田須田町2-3-24 KT須田ビル1F |
営業時間 | 【平日】 11時00分~L.O.14時30分/17時00分~L.O.20時30分 【日・祝】 11時00分~20時30分 |
定休日 | 土曜日 |
2. 2023年に「スープカレーカムイ」の2号店が秋葉原・電気街に待望のオープン!
秋葉原で大人気を誇る「スープカレーカムイ」だけに、本店は少しぐらいアクセスが悪くても混雑気味……。しかし、2023年4月に待望の2号店「スープカレーカムイ アキバ」がオープンしたのでご安心を。電気街のジャンク通りに位置するのでアクセスが良いだけでなく、本店では定休日である土曜日もオープンしているのでいつでも行けちゃいます。
本店も2号店もメニューなどは基本的に同じ。ただ、ポークカレーに使うポークは本店とは異なる「シルキーポーク」を採用するなど、2号店でしか味わえないメニューもちらほら。ごはんの大盛り(300g)が無料で、400gはプラス100円など、比較的リーズナブルにスープカレーを味わえるのも魅力です。秋葉原でスープカレーならカムイに決まりです!
▼詳細はこちらの記事で
住所 | 千代田区外神田3-10-5 イサミヤ第3ビル 3F |
営業時間 | 【平日】 11時00分~15時00分(L.O.14時30分) 17時00分~21時00分(L.O.20時30分) 【土日祝】 11時00分~21時00分(L.O.20時30分) |
定休日 | 年中無休 |
3. 秋葉原電気街にあってアクセス抜群!老舗のスープカレー店「カレー食堂 心」
「カレー食堂 心(こころ)」は2001年に札幌で創業したスープカレーの老舗。ヨドバシAkiba店は2021年8月に閉店し、現在は電気街口にある1店舗のみの営業です。
店内は全17席とこぢんまり。ホテルの1階に位置していることもあって明るくてスタイリッシュな雰囲気なので、カップルなどで訪れるのもおすすめです。
「カレー食堂 心」の魅力はメニューの豊富さ。定番の「骨つきチキンのスープカレー」はもちろん、「シーフードのスープカレー」や「ラムと野菜のスープカレー」など、じつにさまざまなスープカレーをラインナップしています。
一番人気は、やはり定番の「骨つきチキンのスープカレー(1280円)」。辛さは「0」から「100」まで無料でセレクトできるので、辛いもの好きの人にもおすすめのお店といえそうです。
電気街のジャンク通りにあるので、買い物の途中にふらっと立ち寄るのにも最適。デカ盛り系のメニューもあるので、我こそはという方はぜひチャレンジしてみては。
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住所 | 千代田区外神田3-11-4 アパホテル秋葉原駅電気街口1F |
営業時間 | 11時00分~22時00分(L.O.21時30分) |
定休日 | なし |
4. 札幌発のスープカレー専門店!5種類のスープから選べる「Curry&Cafe SAMA神田店」
秋葉原駅から徒歩10分ほどの場所にある「Curry&Cafe SAMA神田店」。銀座線「末広町駅」からなら徒歩3分で到着します。こちらも2004年に札幌で創業したスープカレーの専門店で、現在は北海道を中心に全国で10店舗以上を展開しています。
店内は赤と黄色を配したスタイリッシュな雰囲気。ホームページによると、トマトの“赤”と玉ねぎの“黄色”をイメージしているそう。そんな「Curry&Cafe SAMA神田店」の特徴は、5種類のスープからセレクトできるところ。
通常は「トマトスープ」が基本ですが、「Curry&Cafe SAMA神田店」では「ココナッツスープ」や「あっさりスープ」「えびスープ」「クリーミーえびスープ」など全5種類のスープをラインナップしているので好みに応じて選んでOK。
具材の種類も豊富で、辛さやごはんの量も選べるので、自分好みにカスタマイズできる点が大きな魅力です。
こちらは定番で人気ナンバー1の「チキン野菜カリー(1450円)」。スープはこれまた定番の「トマトスープ」をセレクトしています。このトマトスープが特徴的で、フォークですくうと玉ねぎがたっぷり。オニオンスープのような雰囲気なので、玉ねぎ好きにはたまらない味わいです。
値段は「カムイ」や「カレー食堂 心」よりも割高ですが、野菜の量が多かったりトマトスープが超絶品だったり。秋葉原駅から少し遠くても行く価値が大いにあるスープカレー店だと感じました。
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住所 | 千代田区外神田6-15-4 MVKビル1F |
営業時間 | 11時30分~15時30分(L.O.15時00分) 17時00分~22時00分(L.O.21時30分) |
定休日 | 第2水曜日 |
5. 秋葉原随一の人気店!「カリガリ」はスープカレーもうまい
最後に紹介するのは、カレー激戦区の秋葉原において随一の人気を誇る「カリガリ」。神田カレーグランプリで優勝したこともある超有名店です。
店内はカレーのお店らしからぬおしゃれな雰囲気。男性客はもちろん、グループやひとりで食べにきている女性もちらほら見かけます。
「カリガリ」はいわゆるスープカレーの専門店ではありませんが、2種類のスープカレーをラインナップしています。ひとつは定番の「チキンスープカレー」で、もうひとつは「マトンスープカレー」。いずれも平日ランチタイムは1100円、それ以外も1430円と比較的リーズナブル。
こちらは「チキンスープカレー」。スープはカレーの旨味やコク深さが存分に感じられる味わい。よりカレーっぽさを楽しみたい人にはおすすめのスープカレーです。
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住所 | 千代田区外神田3丁目6-9 沖村ビル1階 |
営業時間 | 【平日】11時30分〜15時00分/17時00分〜23時00分 【土日祝】11時00分〜23時00分 |
定休日 | なし |
秋葉原のスープカレーはどれも本格派で絶品!
秋葉原駅界隈にあるスープカレーのお店を4店舗ご紹介しました。ミネストローネのようなスープが絶品な「スープカレーカムイ」に、豊富なメニューが魅力的な「カレー食堂 心」。玉ねぎたっぷりのトマトスープがハマる美味しさの「Curry&Cafe SAMA」。そして、神田カレーグランプリで優勝した経歴を誇る「カリガリ」が手がけたスープカレー。
それぞれ特徴が異なるので、好みに合わせて足を運んでみてくださいね。