秋葉原から食パン専門店が消失へ…東西通路の「嵜本」が4月15日に閉店を発表

秋葉原駅の東西自由通路に位置する「嵜本（さきもと）」。全国で20店舗以上を展開する食パン専門店です。

そんな「嵜本 秋葉原店」が4月15日に閉店すると発表がありました。昭和通り側にあった食パン専門店「銀座に志かわ」が移転を発表したものの再開していないので、実質、秋葉原から食パン専門店が消失する結果となりました。

閉店を発表した食パン専門店「嵜本 秋葉原店」について

「嵜本」は日本国内に20店舗以上を展開する食パン専門店です。秋葉原店は東京3号店として2020年12月にオープンしました。場所は秋葉原駅の東西自由通路内。中央改札を出てすぐの場所なので、アクセスの良さは申し分なしでした。

食パンは2斤だけでなく1斤売りもしていたほか、月替わりの限定食パンなどを販売していました。

食パン専門店「嵜本 秋葉原店」が4月15日に閉店……

食パン専門店「嵜本 秋葉原店」が閉店を発表したのは4月上旬のこと。「閉店のお知らせ」と題したA4の用紙には、「2023年4月15日（土）をもちまして閉店させていただく事となりました」と記されています。

オープンしたのは2020年12月のこと。当時は食パンブームの最高潮とまではいきませんが、まだまだ各地で食パン専門店が出店を続けているころでした。しかし、その後にブームが下火になるとともに、ロシアのウクライナ侵攻を背景に小麦価格が急騰したことで、各地の食パン専門店が軒並み閉店している状況です。このタイミングでの閉店ということで、同じような閉店理由と推測できます。

秋葉原駅の昭和通り側にあった食パン専門店「銀座に志かわ 秋葉原店」も、2022年11月30日に移転を理由に一時閉店したものの、その後、移転場所を発表するわけでもなくだんまりを決めたまま。このまま再開しなければ、秋葉原から食パン専門店が消失することになります。このまま秋葉原からは食パン専門店は姿を消すのでしょうか。動向に注目したいと思います。