秋葉原のおすすめオーダースーツ5選！安いお店から短納期のお店まで幅広く紹介

サブカルチャーの聖地として知られる秋葉原ですが、じつはオーダースーツの専門店が豊富にあります。秋葉原に遊びにいくついでにオーダースーツを仕立てられたらラクですよね。そんな人に向けて、この記事では秋葉原にあるオーダースーツ店を5店舗紹介しています。

なかでもおすすめは最初に紹介する「オーダースーツSADA」で、筆者もオーダーしたことがありますが、生地やサイズ感、値段的にもかなり大満足の内容でした。少し離れますが、丸の内にある「KASHIYAMA」はセットアップもオーダーできる点が推しポイント。参考にしてください。

オーダースーツの選び方

ひと口にオーダースーツといっても、仕立て方によって「フルオーダー」と「イージーオーダー」「パターンオーダー」の3パターンに大別されます。それぞれ仕立て方だけでなく、値段も大きく変わってきます。簡単に説明します。

フルオーダー（上級者向け）

オリジナルの型紙を元にイチから仕立てるのがフルオーダーです。自身の体型にジャストフィットなスーツを仕立てられる一方、手間もかかるので上級者向けのオーダースーツといわれています。

値段はオーダースーツ1着20万円〜100万円が相場で、納期も1〜2か月ほどかかります。よほどこだわったスーツを仕立てたい人には向いていますが、気軽にオーダーしたい場合はこのあとに紹介する「パターンオーダー」か「イージーオーダー」がおすすめです。

パターンオーダー（初心者向け）

より気軽にスーツをオーダーするなら「パターンオーダー」がおすすめ。既製のスーツをベースに着丈と袖丈、ウエスト、パンツの丈を調整するだけなので、リーズナブルにオーダーできるのが魅力です。値段の相場は2万円〜5万円ほどで、2〜3週間ほどでスーツを仕立てられます。

一方、オーダースーツの醍醐味である「フィット感」は期待できないので、スポーツ歴があるなど体型にクセのある人にはあまりおすすめできません。

イージーオーダー（中級者向け）

あらかじめ用意された複数のサンプルから、自身の体型に一番近いサンプルをベースに仕立てるのが「イージーオーダー」です。価格は4万円〜10万円が相場で、納期の目安は3〜4週間ほど。

値段も手が届きやすく、かつそれなりのフィット感が期待できることから、フルオーダーとパターンオーダーのいいとこ取りともいわれています。

1. 秋葉原でオーダースーツならここ！19,800円で高品質なスーツが仕立てられる「SADA」

まず紹介するのは、オーダースーツ界隈でもっとも有名な「SADA」。「カンブリア宮殿」や「ガイアの夜明け」などでも特集されたことのある老舗中の老舗で、秋葉原駅の昭和通り改札から徒歩3分とアクセスも抜群です。

「SADA」の魅力はなんといっても値段の安さ。オーダースーツが初回お試し価格で1着1万9800円なので、はじめてのオーダースーツにも最適です。ちなみに筆者もはじめてのオーダースーツには、ここの「SADA神田・秋葉原店」を利用しました。

2. 完成まで最短10日！2Pスーツが1着32,780円でオーダーできる「エフワン」

秋葉原駅の中央改札から徒歩2分ほどの場所にある「エフワン秋葉原駅前店」。オーダースーツ1着の値段は3万2,780円〜で、通常納期は3週間ほど。最短で10日ほどでオーダーすることもできるそう。早い

スーツ生地にの種類についても申し分なし。人気のカノニコやパウロオリベイラをはじめ約2000種類もの生地をラインナップしています。秋葉原駅の目の前にはあるものの、中の様子が見えづらく、入るのにハードルの高さを感じてしまうかも……。

3. 秋葉原で2店舗を展開するオーダースーツ店「ビッグヴィジョン」

東京を中心に30店舗近くの店舗がある「ビッグヴィジョン」。秋葉原には「ヨドバシAkiba店」と「秋葉原店」の2店舗を展開していて、ヨドバシAkiba店はヨドバシAkibaの地下1階で、「秋葉原店」は中央通りと蔵前橋通りが交わる外神田五丁目交差点にあります。

「ビッグヴィジョン」の特徴は低価格でありながら高品質なオーダースーツを仕立てられる点。中間業者を介さずに生地などを仕入れていることで、スーツ1着2万9,800円からオーダーできるとのこと。はじめてのオーダーにも最適です。

4. 22時まで営業！ヨドバシにあるから仕事後にも行きやすい「スーツスクエア（旧スーツカンパニー）」

ヨドバシAkibaの7階に店舗を構える「スーツスクエア」。これまでは「スーツカンパニー」として営業してきましたが、2023年に屋号を「スーツスクエア」に変更。スーツカンパニーをはじめ4つのブランドを取り扱うミックスショップとして生まれ変わりました。

「スーツスクエア（スーツカンパニー）」は既製品のスーツのイメージが強いですが、「Quality Order SHITATE」というオーダースーツブランドを擁しているほか、「UNIVERSAL LANGUAGE MEASURE’S（ユニバーサルランゲージメジャーズ）」というオーダースーツのレーベルもラインナップしています。

「Quality Order SHITATE」は1着3万1,900円からオーダーできるなど、リーズナブルな価格が魅力的。最短2週間で完成するので、すぐにオーダーしたい人にもおすすです。一方「UNIVERSAL LANGUAGE MEASURE’S」は、高いクオリティとリーズナブルな価格を両立した商品を多数ラインナップしているのが特徴。オーダースーツは1着4万2,900円から仕立てられるそう。

【番外編】5. 秋葉原駅からもアクセス抜群！個人的にしばしば利用しているオーダースーツ店「KASHIYAMA」

個人的によく利用しているのが、丸の内（東京駅）の丸ビル4階にある「KASHIYAMA（樫山/カシヤマ）」。秋葉原駅からは電車で4分（2駅）なのでアクセスも良く、なにより商業施設にあるので入店のハードルが低い点が魅力です

ビジネス用からフォーマル用までさまざまなオーダースーツがラインナップしているだけでなく、セットアップのオーダーもできるのが魅力です（筆者はスーツだけでなく、セットアップでもたびたびオーダーしています）。

自社工場で縫製を行うことで、上質ながらもオーダースーツでありながら1着3万3,000円〜仕立てられます。しかも、最短1週間の納期を実現しているので、急いでいる場合にも重宝します。筆者自身、そこまで前もって準備できるタイプではないので、短い納期でオーダーできるお店は本当に助かります。かなりおすすめ。

アトレ秋葉原1にあった「ブレフ秋葉原店」は2021年1月に閉店、マーチエキュート神田万世橋にあった「FABRIC TOKYO秋葉原店」は2023年1月に閉店しています。

はじめてのオーダースーツだと、何を基準にお店選びをしたらいいのかわからないのが本音です。そんなときは、やはり圧倒的な知名度を誇る「オーダースーツSADA」がおすすめです。

筆者もよくわからずにはじめてのオーダーが「オーダースーツSADA」でしたが、既製品のスーツとそこまで変わらない値段感でかなりのフィット感を得られて感動した覚えがあります。迷っている人は「オーダースーツSADA」がおすすめです。参考に。