特別な日に食べたいものといえば「うなぎ」。秋葉原には東京を代表する老舗から安いお店までさまざまなうなぎ屋さんがあります。
そこでこの記事では、ほぼ毎日アキバをうろつく筆者が秋葉原でおすすめのうなぎを6店舗ピックアップ。値段はもちろん、お店の雰囲気もそれぞれ異なるので、好みやシーンに応じて訪れてみてください。
1. 秋葉原でうなぎといったらここ!創業1805年の老舗「明神下 神田川」
秋葉原はもちろん、東京を代表するうなぎ店として知られる「明神下 神田川本店」。1805年に創業した老舗で、食べログ評価はじつに3.74を誇ります。さながら老舗の高級旅館のような建物なので、大切な人との記念日や接待にもおすすめです。
店内は複数の個室で構成されていて、和室の個室もあれば、和洋室の個室もあります。個室には掛け軸や屏風(びょうぶ)などがあって雰囲気満点。最近トレンドにもなっている古民家などが好きな人にもかなり刺さる造りになっています。
こちらはランチでいただいた「松(うな重・お新香・赤だし)」。明神下 神田川本店のうなぎは他を圧倒するふわふわさ。身の厚さも他とは比にならないほどなので食べごたえはかなりのもの。
秋葉原でうなぎを食べたい場合は、真っ先に選択肢に挙がるお店です。とはいえ、平日でも満席必至なので、事前に予約をしてから訪れるようにしてください。
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住所 | 千代田区外神田2-5-11 |
営業時間 | 【ランチ】11時30分~14時30分 【ディナー】17時00分~21時00分 |
定休日 | 日・月・祝 |
2. 老舗なのに1600円からうなぎが食べられる「うなぎ久保田」
秋葉原駅の電気街改札から徒歩10分ほどの場所にある「うなぎ久保田」。こちらも1897年に創業した老舗で、うな重やうな丼などのうなぎ料理だけでなく、親子丼や焼き鳥、刺身などさまざまなメニューをラインナップしています。
うな重は2700円からラインナップ。特上でも4200円とリーズナブルですが、ランチの20食限定でオーダーできる「うな丼」は1600円。もちろん、国内産の特上うなぎを使用したうな丼です。
タイミングによっては売り切れることもあるので、20食限定のランチうな丼を食べるならオープン直後に足を運ぶのがおすすめです。ちなみに、筆者は平日の11時15分ごろに訪れてこのうな丼にありつけました。ご参考に。
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住所 | 千代田区外神田5-6-9 |
営業時間 | 11時00分〜15時00分(食事L.O.14時00分・飲物L.O.14時30分) 17時00分~21時00分(食事L.O.20時00分・飲物L.O.20時30分) |
定休日 | 日曜・祝日 |
3. 創業100年以上!老舗のていねいな技が光る「喜川」
秋葉原駅の電気街改札から徒歩13分の場所に位置する「神田明神下 喜川(きがわ)」。こちらも秋葉原を代表するうなぎの名店で、創業から100年以上の歴史を誇る老舗です。
店内は全36席で、テーブル席のほか小上がりになった個室もあるので接待などにもおすすめ。平日の昼間ならそこまで混み合うことはありませんが、誰かを連れていくなら予約してからがおすすめ。
「神田明神下 喜川」は、老舗なのに足を運びやすい価格が魅力。ランチうな重は1750円で、うなぎ1匹相当が乗った「うな重(梅)」でも4000円なり。ちなみにランチうな重はうなぎが2分の1ほどなので、それでも十分な量といえます。
こちらのうな重(竹)はうなぎが4分の3ほど。うなぎは関東風で、こちらも身が分厚くてふわふわ。なかにはタレでごはんがヒタヒタになっているお店もありますが、「喜川」では味控えめな味付け。テーブルにあるタレと山椒で好みの味付けにしてから食べるのがおすすめです。
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住所 | 千代田区外神田2-16-2 第2ディックビル1F |
営業時間 | 11時30分~15時00分(L.O.14時30分) 17時00分~21時30分(L.O.21時00分) |
定休日 | 土日祝 |
4. 2022年に岐阜発のうなぎ専門店「美濃金」がオープン
秋葉原駅の電気街改札から徒歩10分ほどの場所にある「美濃金(みのきん)」。2022年10月にオープンした、岐阜発の炭焼きうなぎ専門店です。これまで紹介した3店舗の老舗はいずれも関東風なので、関西風のパリフワなうなぎを食べたいときはおすすめです。
店内は全46席。きれいでスタイリッシュな雰囲気ですが、いい意味でカジュアルなので足の運びやすさは随一。気軽にうなぎを食べたいときに重宝します。
岐阜発のお店だけに、うな重やうな丼のほかにもひつまぶしをラインナップ。うな丼は2550円から、ひつまぶしは3950円から食べられます。夜の時間帯はビールや日本酒のほかフランス産のワインも用意しています。
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住所 | 千代田区外神田6-14-3 VORT末広町Ⅱ1階 |
営業時間 | 【ランチ】11時00分〜15時00分(L.O.14時30分) 【ディナー】17時00分〜21時00分(L.O.20時30分) |
定休日 | なし |
5. 関西風パリフワうなぎが絶品!秋葉原ヨドバシ8階にある「うな匠」
秋葉原ヨドバシ8階に店舗を構える「うな匠(うなしょう)」。こちらも関西風のパリフワうなぎが楽しめるうなぎの専門店です。レストラン街にあるので、ひとりではもちろんファミリーにもおすすめ。しかも、11時から22時の通し営業なのも地味にうれしいポイントです。
店内は全46席。キャパは先ほど紹介した美濃金と同じくらい。うなぎは三河一色産の「うな姫」を使用。「うな姫」は皮が柔らかく、身に脂が乗った上質なうなぎとのこと。そんなうな姫を使ったうな重が比較的リーズナブルな価格で味わえるのが「うな匠」の魅力です。
うな重もひつまぶしも3300円からラインナップ。ランチはもちろん、どの時間帯もこの価格で食べられるので、気軽にうなぎを食べたい人には選択肢に入るお店です。しかも、美濃金よりもパリフワな仕上がりなので、関西風のうなぎが好きな人にはかなりおすすめ。筆者はここ「うな匠」がお気に入りです。
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住所 | 千代田区神田花岡町1-1 ヨドバシAkiba8F |
営業時間 | 11時00分~22時00分(L.O.21時15分) |
定休日 | 年中無休 ※ヨドバシAkibaと行政指令に準ずる |
6. 圧倒的に安い!秋葉原で気軽にうなぎを食べるなら「名代 宇奈とと」
とにかく安い値段でうなぎが食べたい場合は、うなぎのファストフードとして知られる「宇奈とと」がおすすめ。なんと、うな丼は590円からラインナップしています。秋葉原駅の電気街改札から徒歩4分とアクセスも抜群のお店です。
店内は全14席とかなり狭め。カウンター席のほか、4名テーブルもふたつあるので、グループで訪れるのもあり。ただ、ゆっくりするような雰囲気はないので、食べたらすぐに退店するのが良さそう。
「宇奈とと」のメニューはうな丼とうな重の2パターン。うな丼は590円から、うな重は960円からラインナップしています。うな重特上(1800円)でうなぎが4分の3くらい、ビックリ重(2500円)で1匹くらいが乗っかっています。
厚みがあってぷりぷりのうなぎですが、ふわふわさはゼロ。少し弾力があり、さながらゴムのような感じ。やはりクオリティはイマイチですが、それでもこの価格でうなぎを食べられるのはあり得ません。とにかく安い値段でうなぎを食べたい人にはおすすめです。
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住所 | 千代田区外神田4-3-11 TSHビル1F |
営業時間 | 11時00分~22時00分(L.O.21時00分) |
定休日 | なし |
秋葉原にはおすすめのうなぎがいっぱい
秋葉原はガッツリ系の肉の街の印象がありますが、じつはさまざまなうなぎ屋さんがしのぎを削っています。
記念日や接待なら「明神下 神田川本店」が第一候補。ただ、予約必須なので当日に行くのでしたら「うなぎ久保田」が狙い目です。そして、関西風のパリパリなうなぎがお好みでしたら、秋葉原ヨドバシ8階にある「うな匠」がおすすめ。安くうなぎを食べたい場合は「宇奈とと」が第一候補です。ぜひ参考に!