2022年11月2日にリニューアルオープンを迎えた「キャンドゥ秋葉原店」。秋葉原にある唯一の100円均一ショップだっただけに、2021年8月に閉店したときは多くの悲しみの声が寄せられました。
今回オープンした「キャンドゥ秋葉原店」のアクセスや特徴などを合同会社UNY-Queの中島幸作オーナーにインタビュー。店内の様子とともに徹底レポートします。
2店舗目の100円ショップ「キャンドゥ秋葉原店」のアクセスは?
「キャンドゥ秋葉原店」がオープンしたのは、秋葉原駅の電気街口から徒歩6分の場所。ジャンク通り沿いに位置し、近くには「野郎ラーメン」や「カレーの店ラホール」などがあります。
これまでの経緯をまとめると、「キャンドゥ秋葉原店」が最初にオープンしたのは2016年のこと。その後、ビルの建て替えにあたって2021年8月に一時閉店を発表……。
中島オーナーによると「本来は2022年9月に再開予定でしたが、建築資材の高騰や入手困難などにより予定が後ろ倒しになり、11月のオープンになりました」とのこと。
2店舗目の百均「キャンドゥ秋葉原店」の特徴は?
まず、従来の店舗との大きな違いはフロア数。以前は1階のみでしたが、今回のリニューアルで1階と2階のツーフロアに増設となりました。
「売場面積だけでしたら従来のお店の2倍に増えています。もちろん商品点数もかなり増えていて、従来の1.8倍ほどまで増えました。なので、これまでは1種類しかなく選べなかったようなものでも、複数の商品からお選びいただけるようになるなど、バリエーションに幅ができました」
ここからは、店内をダイジェスト的にご紹介。個人的には、入口のすぐ横にデジタル系のアイテムがレイアウトされているのは、さすがジャンク通りにある100円均一ショップ、という印象でした。
「従来の店舗と比べると違和感を覚える方もいらっしゃると思います。以前はいま以上にぎゅうぎゅうに商品を詰め込んで、さらに足元にはカゴを置いてそこにも商品を入れてましたから。今日お越しいただいた方たちからも『前の雰囲気のほうが良かった』とお声がけいただくことが多くて。でもご安心ください。3ヶ月以内には前みたいな雰囲気に戻します」
こういったフレキシブルな対応は「キャンドゥ秋葉原店」の特徴のひとつ。地域密着のお店で、「こども110番」にも設定されています。
「こども110番は地域のお子さんに何かあったときに駆け込んでも良い場所を示すもので、駆け込んできたときには保護し、110番通報をします。おそらく、こども110番に協力しているキャンドゥは全国でも秋葉原店だけじゃないですかね」
アットホームな雰囲気が漂う「キャンドゥ秋葉原店。オープンに際し、お店の前には開店祝いのお花や贈答品がたくさん届いていました。「キャンドゥ秋葉原店」が、そして中島オーナーが地域に愛されている証拠ではないでしょうか。
「あとは、電池の交換なんかも言っていただければこちらでやりますよ。目覚まし時計とかリモコンとか。どの電池を買えばいいのか分からないかたもいらっしゃいますから。ほかの100円均一ショップではやらないかもしれませんが、得意なのでやっちゃいますので、お気軽にお声がけくださいね」
最後に、今後の目標をお聞きしました。じつに中島オーナーらしい返答に、インタビュー中にもかかわらずほっこりさせていただきました。
「今後はみなさんにより愛される店づくりをしていきたいですね。目標は、お店の前をとおる人全員に『おはよう』とあいさつができるお店。そんなお店になっていけたら嬉しいですね」
秋葉原で100円均一ショップなら、ジャンク通りにある「キャンドゥ」へ
秋葉原で2店舗目の100円均一ショップとしてオープンした「キャンドゥ秋葉原店」。休業中はヨドバシAkibaにあるダイソーまで行く必要がありましたが、これからは電気街にある「キャンドゥ」が大活躍すること間違いなし。
店舗面積や商品点数はそりゃ劣るかもしれませんが、ある程度はひと通り取り揃えているので、まずは「キャンドゥ秋葉原店」に足を運んでみてください。品揃えの多さにびっくりするはずですよ。
住所 | 千代田区外神田3-3-10 |
営業時間 | 10時00分〜21時00分 |
定休日 | なし |