ボードゲーム人気が高まり、ここ秋葉原でもボードゲームカフェが増えてきています。なかでもおすすめなのが、2022年6月にオープンした「たなぼたカフェ」。土日祝のみ営業しているボードゲームカフェです。
秋葉原駅から徒歩5分とアクセスも良いうえ、丸1日(13時〜21時)遊んでも2000円とかなりリーズナブル。オーナーの石出雄一(いしで・ゆういち)さんに「たなぼたカフェ」の特徴やおすすめのボードゲームなどをお聞きしました。
秋葉原のボードゲームカフェ「たなぼたカフェ」のアクセスは?
「たなぼたカフェ」があるのは秋葉原駅から徒歩5分の場所。昭和通り口を出て上野駅方面に歩くと、右手に赤い看板の「バンバール」というイタリアンバルが見えてきます。
建物の右側にある階段をのぼって4階を目指します。すると「たなぼたカフェ」の入り口を発見。さっそく中に入ってみよう。
出迎えてくれたのは、「たなぼたカフェ」の代表・石出雄一(いしで・ゆういち)さん。今日はよろしくお願いします!
秋葉原にあるボードゲームカフェ「たなぼたカフェ」の特徴は?
「たなぼたカフェ」は2022年6月末にオープンしたボードゲームカフェ。キャパは30席ほどで、白を基調としたシンプルかつ清潔感のある店内でボードゲームを楽しむことができます。
「現状、ボードゲームは全部で100種類くらいあって、日々増えている状況です。内容としては初心者向けのボードゲームを中心に、上級者の方も楽しんでいただけるようなものも多数取り揃えています」と石出さん。
ここで、石出さんに「初心者におすすめのボードゲーム」と「中級者以上におすすめのボードゲーム」をそれぞれ3つお聞きしました。まずは初心者向けから。
「『ナナ』は神経衰弱のようなルールのボードゲームです。トランプみたいなので、初心者の方も気軽に遊べますよ」
「『そっとおやすみ』は人気のバラエティ番組でも取り上げられたこともあって。雑談しながら遊ぶゲームなので、わいわい楽しみたい人にもおすすめです」
「『ワードバスケット」はしりとりをベースにしたボードゲーム。誰もが知っているしりとりなので、気軽に楽しめる点が推しポイントです」
どれもシンプルで、ボードゲーム初心者でも気軽に楽しめそう。次に、中級者以上の人におすすめのボードゲームを3つお聞きしました。
「『アグリコラ』は昔からあってファンも多く、簡単に説明すると農場を作っていくゲームです。いかに自分の農場を豊かにするかが主旨になります」
「ラスベガスの世界を再現していて、サイコロを振ってより多くのお金をかき集めた人が勝ちとなります。内容としてはシンプルですが、戦略なども重要なのでかなり白熱すると思います」
「ポーションは“薬”で、エクスプロージョンは“爆発”。ひと言で説明するのは難しいのですが、爆発させながら材料を集め、ポーション(薬)を製造していくゲームです。やってみると簡単で、初心者の方でも楽しめますよ」
最大8時間で2000円!「たなぼたカフェ」の料金は?持ち込みはOK?
「たなぼたカフェ」を語るうえで忘れてはならないのが料金設定。一般的なボードゲームカフェの場合、土日祝だとデイタイム(13時〜18時)はおよそ2500円で、ナイトタイム(18時〜23時)はおよそ2000円が相場。13時〜23時まで最大10時間遊ぶとなると3500円が相場になります。一方、「たなぼたカフェ」なら土日祝の料金設定は以下。
一般的なボードゲームカフェの料金設定よりもそれぞれ1000円安く、最大8時間遊んでも2000円と超リーズナブル。お手頃価格で遊べる点も「たなぼたカフェ」を選ぶ大きな理由のひとつです。
「ドリンクやフードの取り扱いはありません。今後、変更になる可能性もありますが、今のところアルコール以外なら持ち込みは自由です。途中退出も自由なので、リーズナブルにボードゲームを遊び尽くしたい人にはおすすめです」
ドリンクはもちろん、食べ物の持ち込みを禁止しているボードゲームカフェもあるので、すべて持ち込みOKなのは「たなぼたカフェ」の魅力のひとつ。お店の料金体系やシステムは変更になる可能性があるそうなので、詳しくは公式サイトをご確認ください。
初心者も大歓迎!秋葉原のボードゲームカフェ「たなぼたカフェ」の客層は?
「どんな人が来てるんだろう」
「ひとりで行っていいのかな……」
遊びにいく前に客層やお店の雰囲気が気になる人もいますよね。石出さんに聞いてみたところ……
「男女比は7:3か8:2くらい。男性が中心ですが、女性のお客さまも多くいらっしゃいます。年齢層に関しては、20代と30代のお客さまが多い印象です。もちろん、それ以上の方もいらっしゃいますのでどなたでもお気軽にお越しください」
年齢や性別に関係なく、多くの人が訪れる「たなぼたカフェ」。おひとり様で訪れたり、初心者の人が訪れたりすることも多いそうです。そのワケとは?
「『たなぼたカフェ』ではどなたでもご参加いただける相席のイベントを多数開催していて。『ツイプラ』や『つなげーと』などで応募しているので、もし一緒にいく方がいらっしゃらない場合は、こちらからお気軽にご応募ください。ほかのボードゲームカフェでもおひとり様の募集はしていますが、ほかより相席の募集が多いのも『たなぼたカフェ』の特徴です」
ボードゲーム人気が高まる一方で、仲間がいなくてボドゲができない人も少なくないはず。「たなぼたカフェ」はそんな人たちの駆け込み寺的な存在ともいえます。
もちろん、突然時間ができて「ボードゲームをしたい!」という場合も、ぜひ「たなぼたカフェ」でその思いを叶えてみてはいかがでしょうか。
趣味の延長でボドゲカフェをオープン!?「たなぼたカフェ」の誕生秘話
2022年6月末にオープンした「たなぼたカフェ」。代表の石出さんはボードゲーム歴5年を誇るだけでなく、自身でボードゲーム会を主催するほどのフリークなのです。
「楽しいのはもちろん、ボードゲームは人と仲良くなるきっかけにもなるんです。本来は人見知りなのですが、ボードゲームを通じてだと自然とコミュニケーションが取れて、いつの間にか仲良くなって友達が増えている。そういう魅力もあってボードゲームにハマってしまいました」
ボードゲーム会などを主催していた石出さんでしたが、いつしか自身でお店を持つようになるまでに思いが発展していきました。そうして2022年6月末にオープンしたのが「たなぼたカフェ」です。まさに、趣味を仕事にしてしまった石出さん。秋葉原に店舗を構えた理由としては……
「秋葉原は以前からちょこちょこ遊びにも来ていて。ボードゲームが売っているお店などもありますし、アクセスも良いですからね。良い物件が見つかったので秋葉原にオープンしました」
秋葉原でボードゲームなら「たなぼたカフェ」がおすすめ
土日だけの営業ながらすでに満席になる日もあるなど、ボドゲファンから人気を獲得している「たなぼたカフェ」。初心者向けを中心に上級者も楽しめるボードゲームが100種類以上もラインナップしています。
そして、秋葉原にあるほかのボードゲームカフェと比べても圧倒的にリーズナブルな料金設定が魅力。フードもドリンクも持ち込み自由なだけでなく、途中退出もOKなのでお手頃に遊びたい人にはかなりおすすめです。
ボドゲ初心者はもちろん、おひとりでの参加も歓迎なので、気になる人はぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
住所 | 東京都台東区台東1丁目9−4 松浦ビル4階 |
営業時間 | 13時00分〜21時00分 |
定休日 | 平日(土日祝のみ営業) |
ホームページ | https://tanabotacafe.com/ |