がっつり食べたいときにちょうど良いとんかつ。秋葉原には名店からチェーン店まで数多くのとんかつ店が軒を連ねています。
この記事では秋葉原にある人気のとんかつ店を7店舗ピックアップ。それぞれの特徴はもちろん、実際に行って得た筆者の感想を含めてご紹介します。お店によって特徴が異なるので、好みやシーンに応じて足を運んでみてくださいね。
1. ミシュランに掲載された秋葉原の人気とんかつ店「とんかつ丸五」
秋葉原でとんかつといったら「とんかつ丸五(まるご)」。電気街の一角に店舗を構える名店中の名店で、ミシュランのビブグルマンにも掲載されたことがあるほど。
平日も休日も並ぶ人気のとんかつ店ですが、タイミングによってはあまり並ばずに入店できることも。並びたくない場合は、ラストオーダー直前などに訪れるのがおすすめ。
店内は、いわゆる街のとんかつ屋さんといった雰囲気。地元の人はもちろん、遠方からも多くのお客が足を運びます。
「とんかつ丸五」のメニューは単品と定食の2パターン。単品のとんかつメニューでも、セットメニュー(ごはん・赤出汁・お漬物)を追加すれば定食にすることもできます。
こちらは人気メニューの「特ヒレかつ(2200円)。定食にするため「セットメニュー(450円)」も追加でオーダーしています。
ヒレかつは口の中に入れた瞬間に肉汁が溢れ出るほどジューシー。しつこさはなく、すっきりとした脂なので食べやすいのも魅力です。言うまでもなく柔らかくて食べやすい。文句なしに最高峰のとんかつです。
▼詳細はこちらの記事で
住所 | 千代田区外神田1-8-14 |
営業時間 | 11時30分~15時00分(L.O.14時00分)/17時00分~21時00分(L.O.20時00分) |
定休日 | 月曜・火曜 |
2. 食べログ3.73の人気店!秋葉原で随一の人気を誇る「とんかつ やまいち」
秋葉原駅からは徒歩10分と少し歩きますが、それでも絶対に行くべきなのが「とんかつ やまいち」。淡路町駅からなら徒歩1分で到着します。
最初に紹介した「とんかつ丸五」はインバウンド需要が戻ってきて連日大行列。こちらの「とんかつ やまいち」もお昼のピークには行列を作りますが、13時過ぎなら比較的並ばずに入れます。
とんかつ定食ももちろんおいしいのですが、個人的におすすめなのが「かつ丼(1850円)」。分厚いのに柔らかくて、かつ弾力があって本当に絶品。とんかつに負けない人気メニューで、(普段の肌感では)人気ナンバーワンメニューだと感じています。
個人的にもこれまで食べたかつ丼のなかでダントツに一番お気に入り。「かつ丼なんてどこもそこまで変わらないのでは?」と思う人にほど食べていただきたい逸品です。筆者ははじめて食べたとき、目を見開くほどにおいしいと感じた思い出がありますほんとうんおすすめ!
▼詳細はこちらの記事で
住所 | 千代田区神田須田町1-8-4 玉井ビル1F |
営業時間 | 11時00分~13時50分 |
定休日 | 月曜、日曜、祝日 |
3. 秋葉原の人気店「とんかつ檍のカレー屋いっぺこっぺ」
個人的にお気に入りのお店が「とんかつ檍(あおき)のカレー屋いっぺこっぺ」。値段も手頃なので、美味しいとんかつを気軽に食べたいときに訪れるのにおすすめです。
店内は質素な感じ。雰囲気的にデートなどで訪れるお店でなく、ひとりでふらっと訪れるのにちょうど良い感じ。ランチタイムには周辺のビジネスパーソンで賑わいを見せます。
ロース特有の脂が多めに乗っていますが、これが驚くほどにすっきり食べられます。ソースで食べるのも美味しいのですが、「いっぺこっぺ」のとんかつは塩で食べるのがおすすめ。
よりとんかつの美味しさが感じられて最高に絶品。外はさくっとしているのに中はジューシー。個人的には値段、クオリティなどトータルで秋葉原トップレベルのとんかつです。
▼詳細はこちらの記事で
住所 | 千代田区外神田3-5-3 |
営業時間 | 11時00分〜15時00分/17時00分〜21時30分(L.O.21時00分) |
定休日 | なし |
4. 絶品黒豚とんかつが他店の半額で食べられる「黒豚げん」
秋葉原の昭和通り側に2022年9月にオープンした「黒豚げん」。西口やきとんグループが新たにスタートさせた新業態で、鹿児島県産の黒豚とんかつをリーズナブル価格で味わえるのが魅力です。
店内は全15席ほどのこぢんまりとした雰囲気。カウンター席をメインに、4名テーブルが1つだけあります。
「黒豚げん」のメニューは、極特上ロースとんかつと特上ロースとんかつ、そしてこの2種が相盛りになったセット。狙い目は「極」ですが、時間によっては売り切れていることもあるため、早めの時間帯に訪れるのがベスト。
繰り返しになりますが、使っているのは鹿児島県産の黒豚。黒豚は肉の旨味が強くて脂身が甘いうえ、身が柔らかくて歯切れが良いなどの特徴があります。いわゆる高級肉に位置するのですが、1100円(100g)から黒豚のとんかつを楽しめるのが特徴です。
▼詳細はこちらの記事で
住所 | 千代田区神田和泉町1-7-21 |
営業時間 | オープン〜21時(L.O.20時30分) |
定休日 | 不明 |
5. 食べログ3.49!秋葉原にある街のとんかつ屋さん「福与志」
「福与志(ふくよし)」はいわゆる街のとんかつ屋さん。移転前も含めると、じつに40年以上も営業を続ける老舗とんかつ店です。
店内は全15席のこぢんまりとした感じ。ランチタイムは相席も当たり前なので、ゆっくり食べたいときはあまりおすすめできません。
「とんかつ定食(850円)」もコスパが高くておすすめですが、「福与志」に来たらやっぱり「カツカレー(950円)」が欠かせません。肌感としては、3分の1くらいの人がカツカレーをオーダーしています。
とんかつが柔らかくてスプーンでカットできるのはもちろん、高級レストランで出てきそうな欧風カレーがこれまた絶品。秋葉原はカレーの激戦区として知られますが、個人的にはトップ3に入るほどのクオリティです。最高。
▼詳細はこちらの記事で
住所 | 東京都千代田区神田和泉町1-2-27 |
営業時間 | 11時00分~15時00分 |
定休日 | 第一土曜日、日曜日、祝日 |
6. とんかつ茶漬けが絶品!秋葉原UDXにある「新宿すずや」
秋葉原UDXの3階に店舗を構えるとんかつ店「新宿すずや」。1954年に創業した老舗のお店です。そんな「新宿すずや」があるのは、秋葉原UDXの3階レストラン街。秋葉原駅からのアクセスが良いのも推しポイントです。
店内はそこそこ広め。ゆっくり食事ができるくらいの広さなので、デートや女子会、ファミリーなどにもおすすめです。
定番のロースかつ定食やヒレかつ定食などもおすすめですが、「新宿すずや」といったらやっぱり“とんかつ茶漬け”。
ソースが絡まったとんかつの上に大量のキャベツがオン。きゃべつにもソースの味が染み込んでいるので、まずはきゃべつととんかつをそのままいただきます。
その後、半分くらい食べたらごはんの上にとんかつときゃべつを乗っけてお茶を注いだら、あっという間にとんかつ茶漬けのできあがり。
ヴィジュアルはお茶漬けそのもの。とんかつをお茶漬けにするなんてけしからん……。最初はそう思っていましたが、食べてみるとこれが想像以上に絶品。汁をひたひたに含んだとんかつが本当に美味しくてハマる味わいです。
▼詳細はこちらの記事で
住所 | 千代田区外神田4-14-1 秋葉原UDXビル3F |
営業時間 | 11時00分〜22時00分(L.O.21時30分) |
定休日 | 不定休(秋葉原UDXに準ずる) |
7. 秋葉原駅からアクセス抜群!ヨドバシのレストラン街にある「とんかつ和幸」
秋葉原ヨドバシの8階レストラン街にある「とんかつ和幸」。全国に200店舗以上を展開するとんかつのチェーン店です。“安心感”や“安定感”を重視するなら「とんかつ和幸」がおすすめです。
店内はかなり広め。レストラン街にあるので、気軽に入れる点も魅力のひとつ。広いボックス席もあるので、ファミリーにも人気のお店です。
価格はミドルクラスで、1500円前後のメニューが多くラインナップしています。ちなみに、鹿児島産黒豚の「ロースかつ御飯」は2330円なので、いかに「黒豚げん」の価格がリーズナブルかお分かりいただけるはずです。
こちらは「ひれロース盛合わせ御飯(1400円)」。かなりボリューミーなうえ、ごはんとみそ汁、キャベツがおかわりし放題。ゆっくりと、かつがっつり食べたいときは「とんかつ和幸」みたいなチェーン店が重宝します。
▼詳細はこちらの記事で
住所 | 東京都千代田区神田花岡町1-1 ヨドバシAkiba8階 |
営業時間 | 11時00分〜23時00分(L.O.22時00分) |
定休日 | 年中無休(施設の定休日に準じる) |
秋葉原には美味しいとんかつ店がたくさん
サブカルチャーの街でもあり、グルメの街でもある秋葉原。とんかつ店も多く、どこで食べればいいのか悩んでしまいますよね。ひと口にとんかつ店といってもそれぞれ特徴が異なるので、この記事を参考に自分好みのとんかつ店を探してみてくださいね。